企業価値というと、金融資産や物的資産といった「見える資産」ばかりが注目されがちだが、著者はそのほかにも組織資産や人的資産、顧客資産といった「見えない資産」があることを強調し、それこそが企業価値と利益の源泉であると説く。
そして、アメリカのアーサーアンダーセンでの勤務経験や日本でのコンサルタントとしての経験を経て考案したバリュートライアングル、3つの輪、2軸のマッピングといった独自の手法を活用し、「見えない資産」を成長させる手法をレクチャー。
さらに、著者自身が住友金属工業やサイバーエージェントをはじめとした企業で手掛けたコンサルティング事例も紹介し、詳細に「見えない」資産経営の内容と活用方法を伝えていく。
独立系会計事務所としてベトナム国内でトップクラスの実績を持つI-GLOCAL。
日本人で初のベトナム公認会計士の蕪木優典氏が創業し、ベトナムの経済発展とともに業績を伸ばしたが、将来を見据え、社員による自律的な成長を促す体制に切り替えていく方針を打ち出した。
創業者が経営の現場の関与を劇的に減らし、現地スタッフが経営を引き継いだときに、強みだった文化が引き継がれるのか。
価値創造のフレームワークを日本以外の地域で実践した初めてのケースである。
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